無駄に明るい

雑記帖

小さな屋

卒業公演の小屋入りが始まった。演劇サークルなので。小屋入りとは演劇をやる場所にみんなで引き込もって舞台作ったり、本番さながらに通して練習をやったり、ともかく1週間くらい缶詰で仕上げていこうぜ期間のことです。

私の大学の多目的室はとても空気が悪くしかも役者が22人もいる。そして密集しているため風邪のせいでバッタバッタと人が倒れている。ちょうど私のセリフでパンデミックというワードがあるがこれのためかもしれない。

そして小屋入りのせいでお笑いライブに行けない日々なのがつらすぎる。1週間もお笑いを見れないというのはもはや卒業公演というものは私が死ぬための行事なのではないかと思いはじめているほどである。まぁ、普通にサークル員とご飯食べたりふざけるのは楽しいんですけど。

だが、バイトが休めるのもとてもいい。バイトという生活におけるノイズが省かれシンプルな人間関係とその人達とともに進み目標を達成するというのがこの短時間でギュッと味わえるのはなかなかない体験だと思う。

演劇サークルに入るつもりは無かったけど、住めば都というのはこういう時に使うのだろうか。多目的室が都になる気配はないのだけども。